三連休の日月は、ばんさんぽ部活動日でした。
さんぽ部初、一泊二日の遠征でございます。一日目は岡山の蒜山(ひるぜん)高原、二日目は鳥取砂丘。

写真は例によってGoogle+にうpしました。
https://picasaweb.google.com/109879352945144701427/4
では、いつもの通り旅レポを。

10/11朝八時、京都市内で車を借り、部員Aと合流してレッツゴー。名神→中国→米子自動車道というルートだったんだけど、中国道と米子道は山間部の谷間を縫うように通っているので、細くてクネクネしていてスピード出すとちょっと怖い。けど慎重に走ると後ろにすぐ車列ができちゃって強引に抜かされていくので、泣く泣く流れに乗ってぶっ飛ばす。三連休の中日だからか幸い渋滞はほとんどなく、予定通り正午前に蒜山に到着。とりあえず適当なところに車を停めて高原の空気を吸込むと・・・寒い!気持ちいいことはいいんだけど、ひんやりした空気の中では少々薄着過ぎた。部長は寒いのには強い方だからそれでも平気だったんだけど、部員Aはプルプル震えてパーカーを早速引っ張り出して重ね着しておられた。

目的地の牧場、ひるぜんジャージーランドに到着して昼食を取ろうとするも、人がごった返していて食堂も屋台も長蛇の列。ネームバリューのある高原地帯とあって連休はやはり観光客で賑わうものなのか。やむなくもう一度車に乗って道中点々とあった食事処を回るが、どこも観光客が殺到。人に対して飯屋の数が足りてないのかもなぁ。昼食難民になりかけたところで、駐車場に若干空きのあるレストラン風の店を発見。とにかく車を停めて中に入ってみると、ジンギスカン専門店だった。他に選択肢もないので、真昼間からまさかのジンギスカンに決定!ラム&ジャージー牛のセットを頼み、食してみたところ・・・美味い!濃厚な肉の味だ!最初はプレートに肉を直置きして焼肉風に、後半は野菜で挟んで蒸し焼きにしてみた。どちらも美味くて甲乙付け難し。
着いて早々贅沢気分を味わったところで、牧場に戻って食後のジャージー牛ソフトクリームを堪能し、牛さんたちと戯れる。小柄だけど引き締まった体をしていて、顔は可愛いのでなんかアンバランス。人に興味津々なようで、写真を撮りに近づくとあちらさん方も近寄ってきて柵から顔を乗り出してきた。お陰でお顔がばっちり撮れた。

一しきり高原を満喫したところで、鳥取駅前のホテルに向けて移動開始。鳥取との県境とはいえ、鳥取市へは県内を端から端へ移動することになるから結構遠いんだなぁ。
ナビの指示通り鳥取方面に向かうと、「え、ここ大丈夫なの?」と思うような狭くて薄暗い山道に突入。狭い上に崖っぷちヘアピンカーブの連続で対向車が来たらかなり面倒なことになりそうだったが、幸いにも他の車は一台も現れず。ラッキーだったけど、それはそれで怖いわ!
本当に先があるのか不安でナビを何度も確認しながら曲がりくねった山道をかなり進むと、何とか人里にたどり着き一安心。後で調べたところ、美作街道というらしい。地図上では確かに最短ルートだったけど少し迂回すれば普通に県道313号線に出れた、絶対そっちの方が速いじゃないか!ナビの言うことは鵜呑みにしてはならない、という教訓。

しばらく北上して国道9号線に乗ったが、ここも行きの中国・米子道以上にきつかった。片側一車線の自動車専用道路で道幅はあまりないにも関わらず、みんな高速並みにスピード出してるから怖い怖い。狭いトンネルのカーブにさしかかるとかなーり圧迫感があって、手に汗握った。

海が見える頃には専用道路区間も終わり、のんびり夕方の海岸線を走る。人生で二度目の日本海だけど、荒波に夕焼け空が映えて綺麗な海景色だった。FFみたいw途中車を停めて砂浜に出てパシャリ。

下の道が若干渋滞したけど、晩御飯時にホテルに到着。車を預けて鳥取駅前の商店街を散策して食事処を探していると、大量の牡蠣が店先に置いてあるお店を発見。美味しそうだったので晩御飯は牡蠣に決定。お店はコチラ↓
かき小屋 みるき~一徹
http://www.localplace.jp/t100072260/
卓に着くとお通しということで、いきなりブリキ缶に入った牡蠣の蒸し焼きが出てきる。大ぶりな牡蠣が一人につき二枚の計四枚も入っていて、これでお通しとは太っ腹すぎる。バターの風味がたっぷり染み込んで、美味なこと美味なこと。その後も生牡蠣、焼牡蠣、アヒージョとしこたま牡蠣を堪能し、さらにハマグリとイカも焼く。締めは蒸し焼きの残り汁を温めて牡蠣出汁のスープパスタ。たまんねーっす。ここらへんの写真はデジカメじゃなくスマホに入ってるので、後でPCに転送してアップしときます。お腹いっぱいでお酒も入ったので、食後のギャザは中止して夜も浅いうちに早々ばたんきゅー。

翌日はチェックアウト後に砂丘方面に向かい、午前中は「鳥取砂丘 砂の美術館」へ。チケット付の宿泊プランなのだ。砂の彫刻ということで雪祭りの雪像の砂版を想像していたがとんでもない、砂とは思えないような精巧な出来にビックリ!写真撮影OKということで、片っ端からパシャパシャ撮りまくった。しかも今年のテーマはドイツということで、ここぞとばかりに部長のドイツ薀蓄が炸裂!フランク王国カール大帝の戴冠式から2014年サッカーW杯優勝まで、砂像とともにドイツの歴史を旅してきました。

昼食は昨晩の牡蠣屋の店長おススメ、村上水産鳥取砂丘店限定のムサエビ丼を食す。痛みやすく県内でしか流通しないエビだそうで、甘エビ以上に甘くてとろけるお味!素揚げにした頭も柔らかく、コクのあるミソが詰まっている。昨日に続き、今日も食道楽の贅沢三昧。

午前中ポツポツっと降りかけたものの何とか空が持ちこたえていたので、降り始めないうちに急いで砂丘へ。お目当てはラクダ乗り体験。動物園では見たことあったけど、乗るのはもちろん触るのですら初めて。部長が乗ったのはフタコブラクダのモモさん。17歳のメスで、人間にすると50歳くらいだとか。キャリアは3歳からとのことで、この道14年の大ベテランです。乗るほうはおっかなびっくりだったけど、乗られるほうはさすが落ち着いておられる。歩き始めると意外と安定感があって、なかなかの乗り心地。鞍越しにコブの体温が伝わってきてぬくぬくい。フタコブラクダはタクラマカン砂漠やゴビ砂漠など寒冷地に適応した種で、毛も長い。昨日に引き続き肌寒い気温だったが、真夏よりこのくらいの寒さの方がモモさんは元気に仕事ができるんだとか。記念撮影後、一周4分のコースを回って終了。短かったが、貴重な体験ができた。

ラクダを降りたら、海を目指して砂丘を散策。一面砂地というわけでもなく、ところどころ草地があり、そこでウサギと戯れる家族連れを発見。可愛かったので写真撮影させてもらう。ペットのウサギを連れてきて、遊ばせているんだとか。こんな広いところでリードもつけず野放しにしたら文字通り脱兎になってしまうんじゃないか?と思いきや、駆け回るものの飼い主家族からは離れすぎずちゃーんと戻ってくる。しかも何故かこのウサギちゃんたちに気に入られたようで、二匹並んで足元に擦り寄ってきたではないか!抱きかかえても暴れずに大人しくしてくれているので、ウサギとツーショットで記念撮影。人んちの猫とか近寄ろうとしても大抵威嚇され逃げられてしまうので、地味に感激wwありがとう、ウサギちゃんたち!

ウサギファミリーと別れ、砂まみれになりつつ丘を登って海辺にたどり着き、しばし海を眺めてから引き返す。最後は鳥取名物の梨ソフトを堪能して、帰路につく。
最初から最後まで、食い倒れ食道楽な道中でした。

なお、帰りは連休最終日の大渋滞に巻き込まれてエライ目にあった!余裕を持って出たつもりではいたが、ナビの着時間予想がレンタカー屋の閉店時間を余裕でオーバー!渋滞中に店と連絡を取り合い、高速を降りて岡場という神戸の奥の方の駅前の系列店に追加料金を払って乗り捨て返却することに。折角車で行ったのに、最後は1時間半もかけて電車で帰るハメに、とほほほ。

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