いやぁ~アラーラってホントに良かったですよね!!

今回はアラーラの断片、赤!

赤・コモン

圧倒する雷/Resounding Thunder
圧倒するサイクルの中で最も使用率の高かったカード。LOW-ARA時代のジャンドビッグマナでよく採用され、序盤は3マナ3点火力として、終盤は打ち消されない8マナ6点キャントリップ火力として、在りし日のウルザの激怒/Urza’s Rage(INV)を彷彿とさせる活躍を見せた。しかもコモンというから驚き!

稲妻の鉤爪/Lightning Talons
ピックした生物の質が低いときに重宝するカード。これを付ければさまようものですら火炎地のオーガクラス!飛行持ちについた場合はさらに凶悪。アドバンテージの損失に目をつむり、序盤から高い打点で攻撃を仕掛ける速攻デッキに向いている。

茨団のヴィーアシーノ/Thorn-Thrash Viashino
ベーシックな貧食持ちクリーチャー。一体でも食べると4マナ4/4+(緑):トランプルといいサイズになるため、中盤以降に戦線が膠着した状態を打破してくれる可能性もある。

ヴィーアシーノの骸骨/Viashino Skeleton
弱すぎワロスwwこれで飛行でも持ってれば話は別だけど、いくらなんでもあんまり過ぎる。死の男爵と一緒に並ぶとこんなのでも脅威になるからちょっと屈辱。

ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger
蘇生持ちのティム。とにかく赤いデッキに1枚は欲しいレベル。しかも蘇生のおかげで死んでももう1点飛ばせるため、戦闘時にブロックして1体を止めつつ別の1体を殺し、さらに戦闘終了後に蘇生してもう1体に1点を飛ばして殺す、という芸当も。

火山流埋め/Volcanic Submersion
5マナの破砕、サイクリング持ち。序盤に簡単に撃てる軽さではないものの、とりあえず邪魔ならサイクリングで処分できる。対エスパーでは対象に取れるパーマネントが一気に増えるので、軽い砂漠の竜巻/Desert Twister(MMQ)のような使い勝手にUPする。

風切るイグアナール/Hissing Iguanar
他のクリーチャーが墓地に落ちるとプレイヤーに1点飛ばせるナイスなクリーチャー。クリーチャーの質が同程度のデッキ同士が殴り合った場合、これが出ている方がダメージレースでかなり優位に立てる。3/1なので相手にクリーチャーがいなければ自分でもダメージを稼ぎにいける。

ゴブリンの山岳民/Goblin Mountaineer
1マナ1/1山渡りと全く使えなさそう・・・で、実はワンチャンあるクリーチャー。山渡りの効く相手に、1ターン目or2ターン目に山岳民、そして3ターン目に稲妻の鉤爪をエンチャント!あとは相手が除去を握っていないこと、除去を引かないことを祈りつつ殴り続ける、運ゲーの始まりである。運が良ければ4ターン後に勝てる!?

魂の火/Soul’s Fire
火種をサクらない投げ飛ばし。例によってコントロールしているクリーチャーの大きさに左右されるため安定しないものの、ナヤ系のファッティと組み合わせたときの威力は抜群!また旧エクステンデッドの親和でも投げ飛ばしの代用として使用された実績がある。

血茨のなじり屋/Bloodthorn Taunter
パワー5以上のクリーチャーに速攻を与える起動型能力持ち。ハマれば強いものの対象制限がネックで、ROEまたはMMQの戦闘塁壁には使い勝手で及ばない。

血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental
ソーサリータイミング限定で、サクると対象のクリーチャーに4点ダメージ。除去や火力が少ないときはそれなりに役立つものの、出してすぐに起動しないと簡単に殺されてしまうのが難点。

峠のラネット/Ridge Rannet
ナヤのサイクリング付ファッティサイクル。例によってサイクリング戦舞いデッキの主力アタッカーとして活躍。基本セットでは7マナ6/4バニラというのも珍しくないため、それにサイクリングがついたと考えると普通に強いと思う。

ドラゴンの餌/Dragon Fodder
リミテッドで頭数を増やして貪食の餌にしたりチャンプブロックに充てるのが基本的な使い方。しかし構築のゴブリンデッキではかなり凶悪で、ゴブリンの王の探索のカウンターを一気に2個置いたり、ゴブリンの酋長と組み合わせて2/2速攻が一気に2体出るなど、ゴブリン特有の部族シナジーを存分に生かすことができる。

不治のオーガ/Incurable Ogre
4マナ5/1と頭でっかちで、打点が高いもののすぐに足が止まる困りもの。そんなことより背景設定が結構気の毒で、一族共々不治の呪いに侵されているんだとか。その成れの果てが臓物を引きずる者というのだから哀れ極まる。合掌。

マグマのしぶき/Magma Spray
クリーチャー限定のショックで、墓地に置かれるクリーチャーを追放する置換効果付き。ライフを削れないので前のめりなバーンがメインに採用するのはためらわれるものの、バーンの天敵台所の嫌がらせ屋にはめっぽう刺さる。他にも地獄火花の精霊や目覚ましヒバリなど、効くクリーチャーは多かったので構築でよく見かける火力だった。

赤・アンコモン

あふれ出る火焚き/Exuberant Firestoker
ナヤのマナクリーチャーサイクルで、赤はパワー5以上をコントロールしているとエンドにプレイヤーに2点火力。これがいればファッティの攻撃をチャンプで防がれたとしても2点は必ず削れていくのでかなりのプレッシャーを与えることができる。むろん、通れば7点以上削れるので速やかにゲームが終わる。

骸骨化/Skeletonize
5マナ3点と重い代わりに1/1再生持ちのトークンがついてくる火力。容易にアドバンテージが取れるので、デッキが黒くなくても即ピック級。タフネスが低いフライヤーを焼いて地上のファッティをトークンで止め続けるのが理想。

崖崩れの精霊/Rockslide Elemental
ゴミあさりのドレイクと同じ能力を持つサイクル。3マナと速い段階で戦場に出せる上先制持ちなため、育つと戦闘では手がつけられないくらい暴れる。前のめりなデッキならこれが一番使いやすい。

雷団の古老/Thunder-Thrash Elder
3マナ1/1ながら貧食3と簡単にでかくなる。3体食べればもう10/10。しかし序盤にそれを狙うと除去やバウンスに涙してしまうため、貪食1回くらいで抑えておくか相手が息切れるまで温存しておくのが得策か。

ジャンドの戦闘魔道士/Jund Battlemage
1マナで苗木を生産する能力がとにかく強い。放っておくとこれ一体に戦場を制圧される危険性すらある。撃たれると本体・トークンともに全滅するため、火山の流弾や蔓延が天敵。

ドラゴンの伝令/Dragon’s Herald
ヘルカイトの首領の餌。浄化の大天使ほどではないものの、再生・速攻があるためリクルートするにはなかなか適している。

災いの悪魔/Scourge Devil
CIPで全体に+1/+0修正をかける5マナ3/3+蘇生持ち。ジャンド特有のトークン戦術で頭数が増えているときに出てくるとかなりの威力。蘇生が3マナなので、蘇生後は単体でも3マナ4/3と歩く火力として優秀な部類。地獄火花の精霊と一緒に殴ると5マナで8点!

赤・レア

炎破のドラゴン/Flameblast Dragon
6マナ5/5飛行で攻撃時に猛火が撃てるとあって、リミテッドでは最強クラスのクリーチャー。これが殴りはじめるとブロックで止めることもままならず、うっかりすると簡単に10点以上食らってゲームエンドという理不尽な展開になりかねない。まさに炎破ゲー。

カルデラの乱暴者/Caldera Hellion
5マナ3/3貪食1で、CIPで炎渦竜巻(赤/緑モード)。リミテッドで強いのは言うに及ばず、構築でも何とジャンドのサイドボードに採用されていたことがあるとか!確かにウィニー系相手なら相手を全滅させつつ4/4や5/5の本体が残るのだから強い。

ゴブリンの突撃/Goblin Assault
赤黒トークンというデッキで苦花と一緒に採用されていたこともあるカード。とにかくトークンの生成速度が半端無く、攻撃強制で死にやすいというデメリットも墓穴までの契約/Grave Pact(10E)で逆に相手にプレッシャーをかけることができた。クロックもそれなりに高い上にビートダウンに対して物凄い制圧力を誇るデッキだった。

古霊の踏み行く処/Where Ancients Tread
自軍限定でパワー5以上にのみ反応する伏魔殿。自身も5マナで火種も重く、使いづらさが否めない。

地獄の雷/Hell’s Thunder
アラーラの断片の赤を代表するカード。赤単スライやときにはジャンドにも採用された。LOW-ALA期はフェアリーがトップメタに君臨していたため飛行は回避能力として不十分だったが、ALA-ZEN期は3ターン目の飛行4/4攻撃を止められるのは極楽鳥くらいしかおらず、歩く火力として非常に重宝された。ゴブリンの先達・地獄火花の精霊・ボールライトニング・地獄の雷という4種類のカードにより、赤スライは毎ターン同じようなクリーチャーを展開できる「歩く火力の金太郎飴」のごときデッキとして完成された。特に地獄の雷は5マナで蘇生できるため、マナフラッドによる息切れを緩和する作用によりデッキの安定感を高めるのにも一役買った。

不純な影/Vicious Shadows
ふ‐じゅん【不純】
[名・形動]純粋・純真でないこと。まじりけのあること。また、そのさま。「―な動機」「―異性交遊」[派生] ふじゅんさ[名]
「不純」な影、そして闇に佇むラッカ姐さん、まるで誘っているかのように・・・

「ボウヤにいいこと教えてあげる・・・」

ちなみにラッカ姐さんの年齢はおよそ50歳。ジャンドでは1年の周期が180日くらいだと信じたい。

捕食者のドラゴン/Predator Dragon
多色環境にあって貫禄の赤トリプルシンボル!お陰でドラフトではダダ流れ!強いからってこれを取って赤決め打ちすると大抵ロクなことにならない。
しかしながら旧エクテンの親和エルフでは、召喚の調べ経由で突然現れてエルフを貪食しまくって重い1発をたたき込むフィニッシャーに抜擢された経験も。

火のるつぼ/Crucible of Fire
みんな大好きオーバーキルカード!!ただでさえ5/5以上が多いドラゴンが8/8になるとか、簡単に人が死ぬよね。
ここからはちょっと真面目な話。赤白GAPPOで行列とかギャンコマでとにかくトークンを並べ、火のるつぼを出す。
そしておもむろに鏡の精体/Mirror Entity(LOW)を出して「ゼロ!!」と叫んでみる。するとあら不思議、自軍のクリーチャーがみんな3/3に!
このコンボの素晴らしいところは、鏡の精体の能力の起動にマナを必要としないため、実質的に常に3/3の状態でいられること。
これにより、対応して火山の流弾を撃たれて全滅する危険が無くなる。あとは攻撃のときに適当に3とか4払えば簡単に人が死ぬ。
除去が薄い相手に対しては気持ちいいくらい無双できるのでオススメ!


前回の黒とは一変、赤は優良カードもクソカードも華やかでいい!実はALA3ドラフトで一番多用した色は赤だったというのはここだけの話・・・・

コメント

さとぅ
2010年10月26日16:36

姐さんwwwこれはコンフラが今から楽しみだwww

バントの人
2010年10月26日16:45

でも姐さんご本人のイラストは大したことないんだよね。
これだけが何故かグラマーで妖艶な雰囲気・・・

デルタ
2010年10月26日17:01

アラーラが懐かしい・・
《圧倒する雷/Resounding Thunder》はいいカードでしたねー
これの為だけに緑と黒をタッチしたカウンターバーンを作ったのは、今ではいい思い出w

バントの人
2010年10月26日17:06

タッチ黒緑とかwwwカウンターバーンというより最早セドラクシスジャンドwwww

むらにっさん
2010年10月26日18:42

姉さんチュッチュ。

snake@ポン橋肩慣らし勢
2010年10月26日19:31

赤いいですよねー
イグアナールまじ強い!
あとちたきの精霊は見たら使ってしまうぐらいマイフェイバリットww

バントの人
2010年10月26日19:41

>FMpさん
リサリサのように姐さんもまた波紋の使い手なのか…

>蛇さん
見たらすぐ使う、ということは、戦場に出てからのちたきさんの寿命はあまり長くなさそう…

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