3時のニュースをお伝えします。
日本時間の6日深夜1:20、アメリカ・ワシントン州レントンにあるWizards of the Coast社・本社にて、研究開発部主任デザイナーMark Rosewater氏による緊急記者会見が行われました。
Rosewater氏によると「今年4月に発売された大型エキスパンション・エルドラージ覚醒にて8マナ7/6のワーム≪骸骨のワーム/Skeletal Wurm(ROE)≫が収録されたが、これを皮切りに今後発売されるエキスパンションに各色の8マナ7/6のワームクリーチャーを収録することを計画している」とのことです。
これに対し記者団からブロックをまたいだ長期サイクル、いわゆるメガメガサイクルになるのかという質問が出ましたが、Rosewater氏は明言を避けつつも「緑以外の各色のワームが収録された後、その直後の基本セットで≪甲鱗のワーム/Scaled Wurm(ICE)≫の再録を検討している」と回答しました。
同じく記者団より「エルドラージ覚醒には≪ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)≫が収録されたが、何か関係はあるのか?」という質問が出ましたが、Rosewater氏は「実のところ全く関係は無い。記念すべきこの日の発表まで、社内を含む皆に計画を気取られないためのブラフだった」と得意げに語っていました。
会見の最後にWizards of the Coast社からマスコミ各社に、開発中の7/6ワームサイクルの原案が配付されました。
各カードの詳細を御覧下さい。
これらの原案について、Rosewater氏は研究開発部を代表して以下のコメントを表明しました。
「このカラフルなワーム達を見て、コイツらはみんな元祖甲鱗のワームよりも強いんじゃないかと思った人も多いだろう。けどそうじゃない。よりマジックの本質を理解している人なら分かるはずだ。例えばこの白いワームが8マナ7/6バニラだったとするだろう?キミは白いデッキを使っていたとして、これを入れたいと思うかい?不思議だろう、8マナ7/6バニラの甲鱗のワームは立派なトーナメントクラスのクリーチャーなのに、白くなった途端に弱そうに見える。そう、これこそがマジックの絶妙なゲームバランスなのさ。緑っていうのは昔からマナ加速が得意という役割を与えられている。だから同じ8マナ7/6でも、緑の奴はずっと早いターンにプレイできてしまうのさ。だから俺たちは無色の奴以外にはみんなメリットとなる能力を与えたんだ。 緑の8マナ7/6バニラという絶妙なバランスの取れた完成されたカードデザインへの、これは挑戦なんだ。 それからこのカラフルなワームを同じエキスパンションに一度に収録しなかったこと、これにも意図があるんだ。 俺たちは今骸骨のワームの動向を注意深く観察している。 もしも甲鱗ワームを超える壊れカードだった場合は後続のワームの能力をもっと抑える必要があるし、逆に弱すぎたらのならもっと強くする必要がある。 トーナメントへの影響を見守りながら長い期間をかけて調整して、最終的に甲鱗のワームに匹敵する、あるいは超える素晴らしいデザインのカードに辿り着きたいんだ。 甲鱗のワームが誕生して15年目にスタートした、マジック史上初の壮大な計画さ。 最後にこの計画に賛同してくれたMr. Richard Garfield、R&Dのみんなにこの場を借りてお礼言いたい。 そして世界中のプレイヤーたちよ、新しいエキスパンションが出るたびに次はどんな7/6ワームが出てくるか、期待していてくれよな!」
なおこの記者会見の直後にアイスエイジ版の甲鱗のワームが全米のシングルカードショップで瞬く間に売り切れとなり、インターネットオークションでは一時1枚$120を超える高騰を見せました。 再録版である基本セットの甲鱗のワームについても、9EDのものでも1枚$10程度まで値上がりするなど、全米で「甲鱗のワーム誕生前夜祭フィーバー」が起きているということです。
またRosewater氏は会見終了後、記者団に対し次の大型エキスパンション・・・・・
日本時間の6日深夜1:20、アメリカ・ワシントン州レントンにあるWizards of the Coast社・本社にて、研究開発部主任デザイナーMark Rosewater氏による緊急記者会見が行われました。
Rosewater氏によると「今年4月に発売された大型エキスパンション・エルドラージ覚醒にて8マナ7/6のワーム≪骸骨のワーム/Skeletal Wurm(ROE)≫が収録されたが、これを皮切りに今後発売されるエキスパンションに各色の8マナ7/6のワームクリーチャーを収録することを計画している」とのことです。
これに対し記者団からブロックをまたいだ長期サイクル、いわゆるメガメガサイクルになるのかという質問が出ましたが、Rosewater氏は明言を避けつつも「緑以外の各色のワームが収録された後、その直後の基本セットで≪甲鱗のワーム/Scaled Wurm(ICE)≫の再録を検討している」と回答しました。
同じく記者団より「エルドラージ覚醒には≪ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)≫が収録されたが、何か関係はあるのか?」という質問が出ましたが、Rosewater氏は「実のところ全く関係は無い。記念すべきこの日の発表まで、社内を含む皆に計画を気取られないためのブラフだった」と得意げに語っていました。
会見の最後にWizards of the Coast社からマスコミ各社に、開発中の7/6ワームサイクルの原案が配付されました。
各カードの詳細を御覧下さい。
Alabaster Wurm/純白のワーム(仮称)
7W
クリーチャー ワーム
警戒
7/6
Wurm Sage/ワームの賢者(仮称)
7U
クリーチャー ワーム
ワームの賢者が攻撃するたび、対戦相手1人のライブラリーのカードを上から3枚見る。
7/6
Firemane Wurm/炎まといのワーム(仮称)
7R
クリーチャー ワーム
炎まといのワームを生け贄にささげる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎まといのワームはそれに1点のダメージを与える。
7/6
Brass Wurm/真鍮のワーム(仮称)
8
クリーチャー ワーム
真鍮のワームは、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(9)を支払ってもよい。そうした場合、真鍮のワームをアンタップする。
7/6
これらの原案について、Rosewater氏は研究開発部を代表して以下のコメントを表明しました。
「このカラフルなワーム達を見て、コイツらはみんな元祖甲鱗のワームよりも強いんじゃないかと思った人も多いだろう。けどそうじゃない。よりマジックの本質を理解している人なら分かるはずだ。例えばこの白いワームが8マナ7/6バニラだったとするだろう?キミは白いデッキを使っていたとして、これを入れたいと思うかい?不思議だろう、8マナ7/6バニラの甲鱗のワームは立派なトーナメントクラスのクリーチャーなのに、白くなった途端に弱そうに見える。そう、これこそがマジックの絶妙なゲームバランスなのさ。緑っていうのは昔からマナ加速が得意という役割を与えられている。だから同じ8マナ7/6でも、緑の奴はずっと早いターンにプレイできてしまうのさ。だから俺たちは無色の奴以外にはみんなメリットとなる能力を与えたんだ。 緑の8マナ7/6バニラという絶妙なバランスの取れた完成されたカードデザインへの、これは挑戦なんだ。 それからこのカラフルなワームを同じエキスパンションに一度に収録しなかったこと、これにも意図があるんだ。 俺たちは今骸骨のワームの動向を注意深く観察している。 もしも甲鱗ワームを超える壊れカードだった場合は後続のワームの能力をもっと抑える必要があるし、逆に弱すぎたらのならもっと強くする必要がある。 トーナメントへの影響を見守りながら長い期間をかけて調整して、最終的に甲鱗のワームに匹敵する、あるいは超える素晴らしいデザインのカードに辿り着きたいんだ。 甲鱗のワームが誕生して15年目にスタートした、マジック史上初の壮大な計画さ。 最後にこの計画に賛同してくれたMr. Richard Garfield、R&Dのみんなにこの場を借りてお礼言いたい。 そして世界中のプレイヤーたちよ、新しいエキスパンションが出るたびに次はどんな7/6ワームが出てくるか、期待していてくれよな!」
なおこの記者会見の直後にアイスエイジ版の甲鱗のワームが全米のシングルカードショップで瞬く間に売り切れとなり、インターネットオークションでは一時1枚$120を超える高騰を見せました。 再録版である基本セットの甲鱗のワームについても、9EDのものでも1枚$10程度まで値上がりするなど、全米で「甲鱗のワーム誕生前夜祭フィーバー」が起きているということです。
またRosewater氏は会見終了後、記者団に対し次の大型エキスパンション・・・・・
コメント
とちゃんと申しております。
とMaRoが申しております。
緑のマナ加速あっての、強さでしたからね・・
個人的には同意見。 かといってM11のタイタンサイクルみたいな無茶苦茶な能力を持たせたら、最近のクリーチャーインフレを流れを繰り返すだけだろ?
やっぱりシンプルで使い勝手のいいあの名作に匹敵するカードをデザインするって、並大抵のことじゃないみたいだね。
>FMpさん
「笑いごとではありません、これはMTGのゲームとしての可能性を賭けた真剣な取り組みなのです」----R&D一同
多色のマナ基盤はカードプールに左右されるから、繁茂のようなティタニアの僧侶ような緑単色のマナ加速が主流の環境だとそれが顕著に表れる。
「わざわざ白をタッチして白ワームを使うんなら、甲鱗様を安定して出せた方がいい」という結論になるだろう。
つ、つまりこういうことか?
五色甲鱗様
3WUBRG
クリーチャー - ワーム
警戒
五色甲鱗様が攻撃するたび、対戦相手1人のライブラリーのカードを上から3枚見る。
B:五色甲鱗様を再生する。
五色甲鱗様を生け贄に捧げる: クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎まといのワームはそれに1点のダメージを与える。
7/6
やばい!!これは印刷されてはいけないレベルの強さだ・・・・
いや、ワーム各色に1枚ずつ出たら緑のマナ加速から毎ターンワームをプレイする5色ワームがトップメタになっちまってMTG簡単になっちまうと言いたかったんだ・・・
5色ワームビートダウン、数年後の新エクテンのトップメタになりそうだぜ・・・・